楽天市場等のネットショップ店長さん向けに、販売企画のご提案や商品ページの作成をしています。
おやつのサブスクリプションサービスがスタート!
今や音楽や書籍といったデジタルコンテンツ以外にも広がりを見せるサブスクリプション。
定期購入や頒布会という名前で以前からある購入スタイルですが、多忙な現代人にとってますます求められる買い方になってきたように思います。
先日、「月1でおつまみを届ける」というサブスクリプション商品の企画&ページ作成をさせて頂きました。
「内容が決まっていない」定期便の商品
こちらの商品は企画段階から関わらせて頂きました。
今回のサブスク商品のポイントは「毎月違うおつまみが届く」というところ。
こういったサービスは他業種でもみかけることがあります。
- 新鮮野菜が届く
- 季節のお花が届く!
などは、「次は何が届くかな?」というエンタメ要素も含めて商品として成立しています。
今回のような「商品内容が決まっていない商品」を作るときにはコンセプトがとても重要。
一般的な商品ページを作るときは、その商品のイメージ写真や詳細をわかりやすくレイアウトしていきます。
しかし、今回のような「何が届くかお楽しみ」な商品は、商品ページでどう伝えるかがとっても大切。
この商品の魅力は何かを考える
どんな商品にもコンセプトは必要です。たとえば
- 健康な体を手に入れたい方のために!
- 遅くまで仕事を頑張るお父さんに!
- 新米ママさんを応援します!
といった、商品がもつテーマと、ターゲットのお客様を繋ぐものがコンセプトです。
ココがポイント
コンセプトは商品の存在価値をより明確にします。
これがある事により一方的に消費されるだけでなく、より意味のある商品をお客様に提案できるようになります。
ページ作成の前に、この商品のターゲットとコンセプトを考えてみました。
コンセプト
- 新しいおつまみとの「出会い」をお届けします。
- いつも選ぶおつまみから抜けられない方に新しいご提案!
- 届くのを心待ちにする楽しさと美味しさをご提供!
ターゲット
- おつまみ選びが面倒なすべての人
- 食はエンタメ!な、新しい味を求める人
- 冒険したいけど、つい安定を選んでしまう人
商品のコンセプトとターゲットが決まれば、ページのイメージが大きく広がります。
商品名もエッジを効かせて
商品名も「定期便」よりは「サブスク」というデジタルな響きが「おつまみ」という柔らかいイメージの言葉とのマッチングが気に入ったので「おつまみサブスク」として商品名も提案させて頂き、商品ページを構成してみました。
作成したページ画像の一部をご紹介
まとめ
サブスク商品もそうですが、商品をただ売るだけの時代から付加価値を付けて買ってもらう時代に年々変化しているように思います。
コロナになりネットショップは今まで以上に過密状態。
物に溢れる今の時代、お客様に食品だけを提供する時代はすでに終わったのかもしれません。
ユーザーとの距離を大切に、共感軸を保ちながら新たな価値を提案することが求められているのだと感じました。