
楽天市場等のネットショップ店長さん向けに、販売企画のご提案や商品ページの作成をしています。
楽天市場に出店しているお店さんで、弊社にページ作成のご依頼をされる方の理由は大きく分けて3つあります。
商品ページのご依頼理由
- 転換率が低い
- 広告を出して売り出したい
- 商品が分かりにくい
これらの理由でご連絡を頂くのですが、すぐに制作に取り掛かるのではなく、まずは商品の詳細を教えて頂くことから始まります。
過去の投稿にある通り、弊社ではページ作成にあたって、作成に必要な情報を事前に記載していただく「ヒアリングシート」をご用意しておりません。
過去には弊社でもヒアリングシートを使用していたこともありますが、今ではお客様からご依頼を除いて、ヒアリングシートを使っていません。
その理由は、
「お客様ご自身がヒアリングシートを書き切れないから」です。
以前、「パソコンがわからない」というお客様からページ作成のご依頼を頂いたことがあります。
それならばさっそく『ヒアリングシート』に記入を、、と伝えたとたん、
店長さん「それがわからないから君にたのんでいる」と言われたことがあります。
「わからないことがわかるなら自分でできる。それがわからないから君に依頼してるんだ」と。
商品の魅力を聞き取り、そこから商品ページを作成します!
シートは使わず、取材をもとにページ作成をする理由
商品ページの作成をさせて頂く中で、
「想いはあるけど、伝えるのは苦手」
「商品について特に考えたことはないけど、聞かれた答えらえる」
「沢山の商品があるので、一つ一つの商品を深堀したことがない」
というお店さんに沢山出会って来ました。
もちろん、どのお店さんも素晴らしい商品を取り扱っておられます。
しかし、だからといって
「どの店長さんもスラスラとヒアリングシートに商品への想いを書ける」という訳ではありませんでした。
言葉にするのが不得意な店長さんや、シートにまとめる時間がない方も多くおられます。

というお店さんもおられました。
そういった理由から、DELTAではシートを記入してもらうかわりに、私がインタビューをさせて頂いております。
こんなことを聞いています。
しかし、いざ

となっても、
それなりに心の準備が必要だよ。」

という店長さんが大半だと思います。
ここでは、商品ページ作成用のインタビューで私がご質問する内容を、例と共に簡単にご紹介してみました。
1. はじめに「商品の概要」をお聞きします

商品をアップするときに必要な商品の基本情報を教えてください。
2. 次に「販売企画」をお聞きします

商品の売り方について教えてください。例えば通年販売商品なのか、母の日限定商品なのか、といった販売期間の縛り、やクーポンや値引きの有無、メール便商品なのか、初回限定品なのか等です。
3. 商品のこだわりを3つ教えてください

素材や産地、作り方等、その商品のこだわりを教えてください。沢山ある場合は3つ程度、3つもないという場合は私からいくつか質問をさせて下さい。話をしていく中で「これは強みになる!」という特徴が必ずあるはずです。
4. お店のことも教えてください

古い歴史があったり、取扱品目が多かったり、名物店長さんがいるなど、お客様は商品だけでなく「どんなお店が売っているのか」も気になります。商品だけでなく、お店の個性を教えてください。
5. 商品の購入者はどんな方でしょうか?

その商品を喜んで買ってくださるお客様はどんな方でしょうか?例えば「お菓子」であれば、子供向けなのか、インスタ映えするような女子好みのものなのか、それとも大人の休憩時間ようなのか、はたまたギフトとしての贈り物なのか。どんな方にお勧めしたい商品なのか教えてください
6. 販売実績を教えてください。

その商品はテレビで放送されたり雑誌にのったり、ランキングを獲得したことのある商品でしょうか?新商品であれば、他店舗で取り扱いの無い商品でしょうか?特に実績がない商品であれば、商品販売に至った経緯等を教えてください。
7. 上記以外で伝えたいことがあればお伺いします!

弊社での商品ページ作成では決まったテンプレートを使用せず、店長お話をもとに作り上げます。「これを伝えたい」「こんな感じにしたい!」など、ご希望がございましたら是非お話下さい!
ここまでそろえば商品ページの作成が出来ます!
これくらいの情報があれば、商品ページに必要な情報はしっかりあります。
後はご用意して頂く写真のご確認をし、商品画像登録のためのRMSのアカウントを発行していただければ商品ページの作成を開始致します。
商品に対して普段からいろいろ考えておられる中で、いざ「それをヒアリングシートに書き起こして」となると、言葉を選んでしまったりうまく伝えられなかったりと、時間ばかりが経過し一向に商品ページが完成しない、という事はよくあることだと思います。
ココがポイント
頭をまとめるには紙に書くより、話すのが一番!
話しながらアイデア出しをし、素敵な商品ページを一緒に作りましょう!
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