楽天市場等のネットショップ店長さん向けに、販売企画のご提案や商品ページの作成をしています。
コロナで人気のキッチンカー
休日に、空港の近くで開催されたキッチンカーの集まるイベントに行ってきました。
どこに行っても密な都心とは違い、田舎はソーシャルディスタンスが保ちやすく、比較的安心して人が集まることが出来る野外イベント。
コロナの今、密を避けてお客様に直接会いに行けるキッチンカーはニーズがあるようで、最近はではよく見かけるようになりました。
店内では試食販売が出来ない
会場では元気な声で呼び込みをするキノコ屋さんを発見。
ブースの内側には試食用のなめこ汁のカップを持ったお兄さん。
差し出されたスープを試飲しながら少し話を聞きました。
「出店してただなめこを売っているだけだと『1パック550円のなめこなんだ』と思われるだけ。だからまずは美味しさを知ってもらいたい」
と笑顔で話をしてくれました。
今まではスーパー等で販売をしていたが、密になりやすい店内では試飲が難しくなったとのこと。
野外ではお客様との距離を保ちやすく、対策を徹底することで試飲販売を続けることができるのだという。
コロナで変わった「買い物の在り方」
コロナで買い物の在り方が大きく変わりました。
試食を伴う販売業は、生命線である試食品提供を続けるため新たな方法を模索しています。
対面商売が基本の飲食業やお土産屋さん、食品販売業の中には、WEB販売にシフトしているお店も多いといいます。
楽天市場は新規出店ラッシュ
先日、楽天ECCから「コロナを機に楽天市場への新規出店が急激に増えた」という話を聞きました。
ネットショップは昨日今日始まったブームなわけでもなく、何年も前から私たちの生活に透しています。
今までネットショップを始めていなかったお店は、
- 「パソコンができるスタッフがいない」
- 「ネットショップを始めなくてもやっていける」
- 「ネット販売という販売スタイルをとりたくない」
というよう何らかの理由があったのかもしれません。
しかしそういったお店が、
「もはや、そんな事言っている場合じゃない!」
と、コロナをきっかけに楽天市場へ新規出店に押し寄せたのだと思います。
ネットショッピングを加速させた新型コロナ
コロナによって買い物が変わったというより「来たるべき転換期が極端に早まっただけ」といった方が正しいのかもしれません。
急速なネットの普及と強いニーズは皆さんご存知通り。ここ東広島も「スマートシティー」の実現を目指している中、たとえコロナがここまで広がらなくても、インターネットでの買い物が当たり前の時代になっていたでしょう。
コロナによりそのタイミングが急速に進んだけだと思います。
仮にコロナが終息を迎え、感染爆発に終止符が打たれようとも、進化した生活が退化することはないでしょう。
コロナを機に広がったオンライン会議は継続されるでしょうし、オンラインショッピングの需要は増えていくと思います。
まとめ
コロナにより大きく変わった新しい世界。
人の暮らしが変われば選択も変わります。
変わり続けるお客様の選択とニーズに合わせて商品を伝えていくにはどうすればよいか。
氷河期を超えらえず絶滅した恐竜と、変わりゆく環境に適応しながら生き延びた人類。
春目前の2月終わりに、パック詰めされた艶やかななめたけをみながら、ふと「ダーウィンの進化論」を思い出しました。